建築家渡辺武彦の覚書き


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五三会建築見学会 2008

今年は11月1日に村上徹建築設計事務所設計による広島なぎさ中学校・高等学校でした。その規模の大きさ、デティールに圧倒されると共に、設計に携わるスタッフの非常に大きく熱いパワーを感じました。同業の懐かしい顔もちらほら見られ、久しぶりに設計された大規模な空間を味わう事ができました。鮮やかな三原色が巧みに使われ、日頃原色使用の難しさを痛感している私には、規模が大きいほど、色を使い易くなるように感じられました。    -巴ー
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# by architect-tw | 2008-11-07 13:21

「戸坂大上の家」完成

手作りのH・Pを完成させ、8カ月程経った頃だったでしょうか…電話にて直接の設計依頼でした。世間一般では、ネームバリュー優先で、「ホームページを作成してもそれから仕事がくる事はほとんどない」といわれる程、建てたい人との接点が難しい私達「アトリエ事務所」に奥様からの電話でした。設計事務所に依頼したい人は、以前からすると増えましたが、それは、仲介者(設計事務所と施主との)のH・Pへの依頼が多いようです。最近の傾向なので、本事務所もいくつか登録していますが、この方法も本気で建てたい施主と、建築家にとって本当に良い方法なのか疑問が残ります。その意味では、H・Pの中で、本事務所の考え方に共感され、御自分のイメージにあった建物を見つけて依頼されたのは、お互いに理想的な出会いでした。しかし奥様にとっては、見ず知らずの建築家に電話をかけるのは、相当な勇気が必要だった事でしょう。後になってお聞きましたが、「敷居が高くてドキドキだった…」との事。振り返るとそれから設計期間1年余り、施工期間半年と、時間はかかりましたが、それだけに喜びも大きいのです。引渡しからあわただしく10日が過ぎ去り、造園計画などの話もありましたので、伺いました。ほとんど毎日のように見学者があり、とても好評で、中の広さにびっくりされるそうです。(3人のお子様のためのブランコを含めて…)  御夫妻共にとても喜んで下さり、特に奥様は自分の家に対する思いが、強かっただけに「世界にひとつだけの家」の完成に、感激されたようです。植栽が加わると外観が又変化し、より良くなりますので、それから外部写真を撮ることにしています。                     ー渡辺 巴ー
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# by architect-tw | 2008-10-27 11:13

彼岸花の季節

暑い、暑いと言っていたのに、いつの間にか朝晩や、木陰にいると涼しさを感じる季節になりました。昨日は、お彼岸の墓参りにも行きました。戸坂大上の現場に行く道は、太田川沿いを上流に向けて車を走らせるのですが、今日は、緑の草原に赤い彼岸花が美しく、目を楽しませてくれました。我が家の庭にも亡き母が植えた白い彼岸花が毎年咲きますが、今年はシダが繁殖しすぎていつもの年ほど多くありません。かぶれるとか、毒があるとか、不気味だとか言って嫌う人も多いのですが、私は時期がくれば、毎年きれいに咲いてくれる野性味と、真冬の寂しい庭に緑の葉を茂らしてくれるこの花、嫌いではありません。何より手をかける必要がないのが一番好きな理由かも。(笑)      -巴- 
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# by architect-tw | 2008-09-24 18:49
 設計期間1年余り、施工期間5か月を経た今、間もなく完成する。最初クライアントとの意志の疎通がうまくとれず、設計変更数回、その後予算面ですんなりゆかず大変苦労しましたが、やっと先日シートがはずされました。実にシンプルそのもので、平面計画は、真四角。この単純な形を美しくみせるのは、フィックスガラスの連続で浮き上がったように見える屋根と、パンチングメタルの長いテラス、それにこれから取付けられる玄関先のパーゴラです。1/50模型も出来上がり、あと半月で植栽とともに竣工を迎える。          ー巴ー
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# by architect-tw | 2008-09-16 18:38

中学同窓会

8月のお盆休み17日(日)に宮島対岸にある安芸グランドホテルにて、七尾中学の同窓会が行われました。幹事は、いつも同じ10人余りのメンバーでやっていますが、私もいつの間にかその中のひとりになっていました。地元の公立中学なので、幼な馴染も多く、呼び方も「~ちゃん」です。この時ばかりは、七尾で良かったと思う瞬間です。出席された先生は、4人。今回は、3年生の時の担任だけではなく音楽の九内先生、美術の吉野先生、体育の松蔭先生にも出席していただけました。私は、A組~E組の中で一番出席率の良いE組です。2年生と3年生は持上りで、クラスが変わりませんでしたが、その当時からとてもまとまりのあるクラスだったのと、担任だった中田先生が今もお元気で、必ず駆けつけてくださるのも一因でしょう。話も弾み、とても楽しいひと時でした。多数決によりこれから3年毎に行う事になりました。             記:渡辺巴
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# by architect-tw | 2008-09-16 12:00

チャコの一日

このところの暑さにもめげず元気いっぱいの我が家のチャコの一日は、私達が起床した時、餌を食べた後ネットで囲った庭に出るところから始まる。
野良出身の子なので、やはり外へ出たがり、放し飼いでは近所迷惑になるので、苦肉の策として庭をネットで囲ったところ、とてもうまくいきました。時には野生に目覚めてセミやメジロを追っかけたり、外をうろつく猫を目で追う事もあるみたいですが、野良時代にひどい目にあったのか臆病で、ネットがない時も他の猫となかよくという事はありませんでした。恐らく彼女にとってこのネット内の小さな庭空間は、木陰も沢山あり、どこより安全で、居心地の良い場所らしい。家族全員が出勤して帰宅するまで、ここでいい子にしています。

私達が帰宅すると、すぐそれを察してガラス戸へ駆け寄り、入れてもらうのを待っている。夕食時には物欲しげに上を見上げながら、何かを期待している。時には、私のイスに前足をかけて片方の前足を私の手にあてておねだりをする。好物の缶詰をやると、跳んで来る。いつも私がくれるのを学習したらしい。この可愛い一瞬をカメラに撮りたいのに、どうしてもうまくいかないのが残念です。-巴
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# by architect-tw | 2008-07-24 11:37

東広島市西条の街

真夏の太陽が照りつける暑い毎日、確認申請提出間際の「西条岡町の家」についての問い合わせのため、西条市役所 建築指導課に行きました。
1年前の6月の基準法改正時の様な戸惑いはないのですが、昔に比べて仕事が大幅に増えました。法務局にも立ち寄り、書類を揃えて提出に向けた作業の仕上げです。役所を出た時、緑の多い街並みに気づき、カメラを手にしました。西条も大きく変わりましたが、緑あふれる街になってほしいものです。-巴ー
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# by architect-tw | 2008-07-24 10:41

お隣との里道の立会

鰆浜の家は、築18年になりますが、2年程前外部の洗浄、防水等を行い見違えるようになりました。
30年前に出来た廿日市ニューウタウンに引っ越されたお隣さんが、又ここに家を建てて帰って来られる事になり、里道との境界をはっきりさせるため、役所とお隣そして代理人としての私達3者が立ち会いました。この家は、もう100年は経っているとのことで、道がないため、以前は、建てられなかったのですが、最近では、数十年暮らしているという条件があれば、特例として認められるようになったのです。後ろは、急傾斜地域指定で、空けなければならず昔通りの広さはとれそうもありません。
3者立会は、スムースに終わりましたが、まもなく退院するであろう兄が、自宅(鰆浜の家)に帰ってからの体調が気になります。騒音や、振動等とても影響しそうな体調なので…。  ー巴ー
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# by architect-tw | 2008-07-17 16:26

温暖化のせい?

十数年前になりますが、母にもらったシダの鉢植えを我が家の庭に置いていました。毎年雪降る季節のみ軒先に入れるぐらいの世話しかしませんが、鉢からはみ出して庭中に増えました。この「シダ」冬にはすべて雪や霜でダメになり、春に再生していましたが、昨年から今年にかけては一度も枯れなかったためか、庭中シダのジャングルのようです。基町に居た頃、シダの鉢植えをいただき、その涼やかな姿が好きで、室内で一生懸命世話をしたのに、枯らしてしまった若かりし頃を思うと、嘘のようです。我が家の庭は、仕事に出る前にネコを放して行くので、消毒や薬剤を使わず自然にまかせてあります。チャコにとっては、適当な木陰もあり、毎日いい子にしているみたいです。今朝もアミにひかかって、出られないクマゼミを相手に遊んでいました。
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     逆光ではっきりしないけれど、クマゼミを見つめるチャコ
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# by architect-tw | 2008-07-17 13:16

戸坂の家棟上

設計に1年近くかかりましたが、やっとこの日を迎える事ができました。雨を心配しましたが、照らず、降らずの一番良い天候になりました。私達には、鳴り響く槌音を聞きながら、あれこれと思いを巡らすひと時です。お若い御夫妻と3人の息子さん、御両親そして沢山の職人さん達と共にお祝いのお弁当をいただきました。これから形ができあがり、日々変わっていくのが目に見えてわかります。近くに引っ越された御夫妻には、出来上がる過程が見れるのも楽しみのひとつでしょう。3人のうちの誰かが、建築に興味を持たれるかもしれません。                                -巴-
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# by architect-tw | 2008-06-16 18:23

花と新緑の山陰路

以前から行ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がなく行けなかった「とっとり花回廊」へ出かけました。いつも感心させられるのですが、知らない土地を地図片手に探しながらのドライブが趣味という妹(彼女は何度か行っている)に、連れられて‥。雨を心配しましたが、雨あがりの快い新緑の道を行く事ができました。一言では言い表せないほどの沢山の種類や、色の花たちが迎えてくれました。そこでの散策を楽しみ、せっかくここまで来たのだからと、次に「松江ホーゲルパーク」へ。ホーゲルとは、鳥のことだと娘が言うように、そこは、色々なフクロウや、ミミズクをはじめ色とりどりの珍しい鳥が、飼育され、花は大輪のベゴニア、数百種のフクシア等が見事に天井一面を覆い、圧倒されました。ここで、ふくろうとみみずくの違いを知りました。頭がまん丸いのがふくろう、みみ型の突起があるのがみみずくだそうです。鳥も良く慣れて観客の前で、飛行ショーを披露してくれました。この沢山の花をこれだけ美しく育て、見事に見せるために、どれだけの人手が必要だろうと思いました。花の美しさには、びっくりしましたが、ショーを行う若い女性のユニフォームが、あまりに作業服じみていて可哀相とは、主人の感想。花回廊よりもこちらの方が、記憶に残りそうです。朝からたっぷり時間をとり、4人揃って楽しい一日を過ごしました。   -巴-
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# by architect-tw | 2008-06-16 17:51

若葉の訪れ

田方の家は、出勤の途中に立ち寄れる場所にあり、崖が緑になるのが楽しみでした。ひと月前頃から新芽が出始め、最近では、葺きつけ工法による植物はもちろん、以前あった蕗(ふき)等まで、元気良く出てきました。記念樹(ピンクのはなみずき)も咲いていました。生命力の強さを感じます。-巴-
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# by architect-tw | 2008-04-27 12:44

地鎮祭(戸坂大上の家)

今日は朝から雨降りでした。天気予報があたってほしくなかったのですが、当たってしまいました。工務店の配慮で、昨日の雨降り前にテントをはってあったので、テントの中は、土も濡れておらず気持良く地鎮祭を終える事ができました。激しい雨音の中、3人のお子様を交えての実施でした。これから半年間の新たな展開のスタートです。
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# by architect-tw | 2008-04-11 18:33

チャコの恐怖の体験

4,5日前から落ち着きがなく家中をうろうろ歩き回り、夜啼きをし、何度もオシッコ場への往復をするので、朝病院に連れて行きました。チャコにとっては、初めての経験で、先生の前で、固まって動けない様子。抗生物質の注射を2本打たれたのに、予想に反し鳴き声ひとつあげず、微動だにせず(できず?)‥でした。膀胱炎による残尿感で、可哀そうによほど気分が悪かったようです。あれから2日ほどになりますが、すっかり良くなったみたいです。
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# by architect-tw | 2008-04-11 12:25

花の道

6日の日曜日、天気予報は雨だったのに花見日和になり、妹と3人で、岩国に向けてドライブに出発しました。道に詳しい彼女のお陰で、ラッシュを避けて桜の花のトンネルをゆっくりと抜け、途中のどかな田舎の風情の中でお弁当を広げました。1時間に1本ほどでしょうか‥電車がきて何故かやたら懐かしい昔の風景を思い起すひと時でした。
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その後上関の海の突端にある喫茶店に行き、美しい景色と色とりどりの花に囲まれたおしゃれな場所でコーヒーを楽しみました。久々に春を楽しむことのできた一日です。-巴-
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# by architect-tw | 2008-04-09 14:46
2月24日 Open Houseを、AM10:00~PM5:00迄行いました。前日夕方から降り出した雪が、たちまち風景を冬景色に変え、明日はどうなるのだろうと、とても心配致しましたが、残雪はあちこちに残っていたものの当日は陽射しもあり、無事終了致しました。仲間の建築家の皆さんをはじめ、過去設計させていただいたオーナーの方々、そしてお知らせした一般の多くの方々が来られ、久しぶりの対面など含めて、家の説明もそこそこに話に花が咲きました。皆様本当に有難うございました。

今回見ていただいた家は、敷地が特殊な場所(崖地)にあり、しかも山の北斜面という方位も厳しい条件の中で建築された住宅です。オーナーは、若い新婚のカップルで、1年以上の設計期間の中で、色々な話や、多くのエスキス模型を作成しながら、世界にひとつしかない御夫妻の体に合ったオーダーメイドの住宅を目指しました。全ては結果です。

平成19年9月から地鎮祭→棟上→仕上と工程を追って、工事中はオーナーや施工者(正田建設株式会社)とのコンビネーションも良く、無事平成20年2月17日、予定より3週間早く引き渡すことができました。引渡しの時、オーナーから多くの賛辞をいただき、これから御夫妻色に染めていきたいと言われ、設計者としてこの上ない喜びの瞬間がありました。この瞬間があるから設計活動がやめられないのです。前述致しましたが、過去多くの住宅の設計をしてまいりましたが、今だにオーナーとのつながりが切れません。田方の家のこの若いカップルともこれから又長いお付合いが始まります。この家に幸が多く訪れますようにと設計者は願うばかりです。
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# by architect-tw | 2008-02-25 16:10

田方にて‥2008年1月

 新しい年明けに今年こそ良い年になりますようにと願う2008年の始まりだ。昨年着工した田方の家が仕上げに入り、足場を外したのでよく見えるようになった。今日(1月22日)はとても寒く、どんよりと曇っていたが、出勤途中田方の現場に立ち寄った。この斜面に緑を残すため苦労をしたけれど、春の暖かさが訪れる頃前面の土が緑色になるのが、待ち遠しい。
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左:2007年12月  右:2008年1月
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# by architect-tw | 2008-01-22 16:56
 昨年末メンテナンスのため、久しぶりにはなみずき台の家に出向きました。空地だった左隣に家が建ち、後方にも建築中で、広場のような場所だったところが、徐々に良い家並に変わりつつありました。お隣さんともとてもうまくいっているとの事、さらに造園計画による樹木をお隣さんがとても喜ばれていると聞きました。真冬の庭には、驚いたことに「いわだれ草」が青々と茂り、とてもきれいでした。以前は、クローバーを植えましたが、冬には枯れてしまうので、岩だれ草を植えたところ、予想を超える強さです。夏の乾燥にも冬の寒さにも虫にも強く、雑草を寄せ付けず、秋には、かわいい白い花が一面に咲きます。地球温暖化防止にも役立つと話題になっていますし、管理が楽なので、忙しい人には、おすすめのグランドカバーです。(造園家花栗美百合氏設計)
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# by architect-tw | 2008-01-22 16:19

直島建築見学紀行

2007年10月10日(水)
9月30日個人的に直島(香川県)へ建築見学に行きました。
前日は島根県出雲市を学生達と見学に行ったためいささか疲れは残っていたものの、当日連続して直島へと直行しました。直島は安藤忠男作品が多くあり、十数年前から行きたいと思っておりましたが、近いからいつでも行けるという思いもあって当日まで先延ばしになっていました。
広島を早朝7:30に出発し宇野港に10:00頃到着、今回は安藤忠男(地中美術館)、妹島和代(海の駅なおしま)の最近の作品を見学するのが目的でした。
宇野港を出発し直島の宮浦港に入港するとき、正面に妹島作品海の駅が目の前に飛び込んで来ました。
雑誌で彼女の作品はほとんど見ているので内容については理解していましたが、実物は彼女独特のヒューマンスチールがあちこちで生かされ、とてもディテールが巧く心地良い作品となっていると思いました。
帰りが夕方になり、夕日が本作品を浮かび上がらせた時間の空間がとても印象的でした。
石井和紘の小学校、庁舎をはじめ、安藤作品を古いものから地中美術館と時間が許す限り見ましたが、地中美術館の巧みな空間の創出、古い作品ではありますがベネッセアートミュージアムなど雑誌では随分昔見ましたが、空間体験するとやはり安藤忠男の真骨頂が良く分かり、久しぶりにわくわく感を味わえたと思います。

以前ヨーロッパ7ヶ国建築見学の旅に行った折、古典建築、近代建築、現代建築をバスや電車、飛行機を乗り継ぎ、その場所を学生と共に毎日毎日歩いて時間の許す限り多くの建築に触れた日々を思い出しながら一人各作品の中に浸った一日でした。
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# by architect-tw | 2007-10-10 14:46
2007年10月10日
10月に入り、ギラギラとした暑さからやっと逃げ出せたかなと思える日が多くなってきましたが、日中はやはり30℃を越える暑さが未だ消えていません。やはり地球の異常現象を誰しも感じていることと思います。

そんな中来る9月29日(土)、毎年大学の同窓会が主催している建築見学会を今年は島根県の出雲大社周辺を中心に選択し、以下の作品を見学いたしました。学生2~4年生、OB、教授、助教授、OBの設計事務所の所員、総勢48名で大学のバスを貸し切って午前8:00大学を出発して島根県に直行し、出雲大社そして大社庁の舎、大社神社殿(菊竹清訓作品)、大社文化プレイス(伊東豊雄作品)、出雲大社伝承館をはさみ、最近作の古代出雲歴史博物館(槇文彦作品)を見学し、大学へ午後9:45分に到着いたしました。バスの行き帰りの時間は寝ている暇はなく、行きは同窓会の活動について、大学の学生組織「匠会」が本日見学する建築家のプロフィール及び見所について説明があり、各OB先生方の色々な建築について見方・考え方など話している内に現地に着いてしまいました。又帰りは見学した作品の感想を参加者全員が発表し、疲れているにもかかわらず真剣に質疑が行われ、本見学会の有意義な意味が味わえたように感じました。

私は数十年前の自分の学生時代を思い返したとき、本学生は何と恵まれている事かと思いました。しかし学ぶ環境が整っていることがあっても、私達の時代と違いOBや大学が学生達に何を伝え、何を学んでもらおうとしているのかがとても重要で、今日問われているのではないかと感じました。最近特に人づくり、まちづくり、都市づくりで建築が与える影響がいかに大きくなって来ているか私達は反省と共に真剣に考え直さなければなりません。しかし現状は都市へ都市へと人が流れ、高層化のまちづくりが歯車を止めることが出来ず進んでいるように思います。
益々中央と地方の格差は広がり、勝ち組・負け組の差も広がり、今や国内の政治も茶番が続いていて将来へのビジョンすらない有様です。
今後は益々確固たる建築家の在り方が問われ、重要になって来るのではないか。

今回の見学会の中でそんな事を感じた一日でした。
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大社プレイス、出雲大社、古代出雲歴史博物館の見学風景
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# by architect-tw | 2007-10-10 13:27

田方の家着工まで

2007年9月28日(木)
田方の家の工事が始まりました。思えばここまで来るのに現場も確認申請の前の許可申請を得るために随分変わりました。それは、申請図面を描くために、単純な測量図だけでは不可能だったため草刈りはもちろん部分的に違う崖の測量が全部必要でした。それだけに比較的早く確認申請がおりた時には、喜びもひとしおでした。崖の緑を残すための努力をしたのですが、毎年沢山の実をつける銀杏の大木を切らざるを得なかったのは、残念でした。建物の基礎に30本近くの杭打ちがされる予定ですが、下の敷地を借りる事ができたのは、幸いでした。     -巴-
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          上から既存敷地、草刈後、着工後
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# by architect-tw | 2007-09-27 11:37

新たな住宅設計に向けて

2007年9月12日(水)
 エスキス模型は、すでに何案か提示しましたが、途中設計条件の変更が生じ、その変更案の打ち合わせを行いました。この住宅依頼は、事務所のホームページからでしたが、それだけに依頼された喜びが大きく、ぜひとも成功させたいとの思いが強いのです。この日(9/9)の打ち合わせは、朝10:00~16:30までかかりましたが、大方の基本プランが決まりそうです。   ー巴
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# by architect-tw | 2007-09-12 17:06

地鎮祭(田方の家)

2007年9月8日(土)
設計依頼より、既に1年以上過ぎ、やっとここまで‥という感じです。崖、道路、河川等難題に対する許可申請に加え、6月20日の法改正による確認申請の厳しさに泣かされましたが、一つづつ問題解決に努め、この日を迎える事ができました。来年3月完成を目指し、工事が始まります。若いオーナーさんカップルに幸あれとの思いを込めた良い地鎮祭でした。このブログもしばらく休み状態でしたが、又書き始めます。ー巴ー
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# by architect-tw | 2007-09-10 17:08

そして皆いなくなった‥

2007年6月11日(月)
あれから4~5日したある朝1羽を残して巣立ちをしていました。一番小さいのが1羽残っていましたが、心配しなくても親鳥は最後の子が巣立つまで決して世話をやめる事はないようです。それから2~3日して巣はからっぽになり子ツバメの黒い羽毛が風にゆれていました。どこかで兄弟揃って親にえさのとり方等生きる術を教わりながら大空を飛んでいる事でしょう。寂しくなったけど、この何日か楽しみをありがとう。
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# by architect-tw | 2007-06-11 14:12

もうすぐ巣立ち

2007年6月4日(月)
事務所のあるグリーンビルに今年はかわいい入居者が、入り口に住み着きました。ツバメの親子です。入り口にドアがないので、田舎の納屋のように母ツバメは、自由に出入ができ、いつの頃からかここで卵を産み、忙しく子育てをはじめました。子ツバメの様子が下から見えるようになってからは、そのかわいさと、大きくなるのを観るのが、楽しみのひとつになりました。その成長のはやさには、驚かされます。この間まで頭がほとんどみえず、何羽いるのかわからなかったのに、6羽いるようで頭が5~6個きれいに並んでいます。母ツバメが帰ると一斉に大きな口を開けて鳴き声を上げています。ツバメが巣をつくると縁起が良いとか‥。最近では巣が少々小さくなったのか、巣の縁にとまっているものも見かけるようになりました。巣立ちの時が近いようです。
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# by architect-tw | 2007-06-04 13:03

新たな設計計画へと

2007年5月21日
戸坂大上の家のプランができつつある。イメージを具体的にするために、現地模型はとても重要なものです。三方がかなり急勾配の道路にかこまれているため製作は難しかったのですが、この前の田方の家の敷地に比べれば、随分楽に感じる。この1/100の敷地模型にエスキス模型を置いてさらに内容を深めていく。東側の隣家が高さもあり随分接近して建っているのがよくわかります。-巴
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# by architect-tw | 2007-05-21 18:55

かまってもらいたくて‥

5月9日(水)
我が家では、最近チャコを朝、庭に出して出勤するようにしているが、(庭には、ネットを張り、出られないようにしてある。)帰宅すると待っていましたとばかりガラスの所に来て泣き声をあげ、入れてもらうのを待っている。感心に一日中おとなしく留守番をしてくれている。家族が帰ると嬉しいのかさまざまなパフォーマンスを披露する。腹を上に向け、両前足をかわいく折って長々とのびをする。しかも長い時間そのままの姿勢で固まっている。なんともかわいらしいのです。
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# by architect-tw | 2007-05-09 16:28

常盤公園にて

5月3日(木)
桜の季節も終り、新緑がまぶしい5月に入りました。ゴールデンウイークといっても子供が大きくなってからはとりたててどこに行くこともせず、家でゆっくりする事が多くなりました。ただあまりにも天気が良く家にいるのがもったいなくて、妹を加え3人で山口県の常盤公園に出かけました。ここはこの2月に娘が闘病の末、初めて車椅子を使わないで長く歩いた場所でした。カッタ君で有名な公園という事は知っていましたが、ペリカンの他沢山の水鳥にびっくりしました。園内は、桜の木が沢山植えられていてさぞかしきれいだったことでしょう。この日もやはり緑の美しさと沢山の水鳥にさそわれて人は多かったけれど、広大な園内には、充分過ぎるほどの木陰もあり、車の渋滞に悩むことなく1日を楽しむことができました。    -巴ー
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# by architect-tw | 2007-05-09 15:45

田方の家1/50模型製作

2007年4月24日(火)
2日程前から田方の家の1/50模型に着手。田方の家は、敷地がとても難しくここまでくるのが大変でしたが、設計もほとんど出来上がりました。外壁を貼り付ける前に多目的室や、台所の感じをデジカメで確かめる。こうしてひとつの建物を大切に、完成に向けて進めていく工程を何回繰り返したでしょうか。今朝 出勤前テレビで欠陥住宅の放送をしていました。仕事の元請け、下請けさらには、設計事務所等が、クレームのなすり合いをしていましたが、そこには会社同士の力関係もあるようです。オーナーには迷惑な話ですが、こういう話を聞く度にこのような仕事の依頼しかできなかったのか残念でなりません。そして私達のような設計者と依頼者との良い出会いがあれば‥と痛感します。 ー巴ー
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# by architect-tw | 2007-04-25 13:25

見学会によせて

2007年4月14日
先日、HPを見て御自宅の設計を依頼して下さったMさん御夫妻そしてお子さんと一緒に広島の4点の住宅を午後1時から5時までの4時間、Mさん御夫妻が現物をぜひ見たいとの御要望にお答えしての見学を致しました。私達は、住宅の設計については、他の建築と違い、建築主との長い対話の中で、カウンセラーとしての役割を果しつつひとつひとつ積み重ねた内容を形にする作業を行い、完成に導く仕事をしてきました。その間のコミュニケーションは、一生ものになっている事に後々気づきます。今回も数十年前の建築から最近のものまで、見学を申し入れますと、快くO.Kしてくださいます。しかしそれぞれのご家庭には色々な事情があり、本当は遠慮願いたいと思われているご家庭もあると思いますが、本当に有難い事に全てO.Kして下さるのです。そして長い間御無沙汰している御家族が、見学者に対する配慮と共に温かく迎えて下さいます。この仕事をしてきて良かったなあと本当に思う瞬間でもあります。長い時間がたっていても、建設当時の頃にタイムスリップしてとてもあつい気持と心になり、一体となるのです。住宅を設計するという事は、そのオーナーとの一生のお付合いの始まりでもある訳です。今回見学させていただきました御家族の皆様に感謝の気持と共にいつまでも長いお付合いを改めまして思い願う瞬間でもありました。皆様本当に有難うございました。b0096638_9484012.jpg                                                                                                                            古江新町の家では、PM5:00頃、ガラスブロックが明るく光っていました。花瓶には、御主人が庄原で買われたという桜の枝がさされていました。
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# by architect-tw | 2007-04-18 18:41