建築家渡辺武彦の覚書き


by architect-tw
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 先日竣工後8ヶ月を経た家の施工点検のため、施工担当者と共に久し振りに、「戸坂大上の家」を訪問しました。まず最初に眼にとまったのは、車が道を曲がってその家が視覚に入った時、フェンスの下からはみ出すように咲いた赤いペチュニアの花。次にカーポートから玄関に向かった時、玄関先のミニガーデンに植えられた若葉がきれいなモミジとパンジー等のかわいい花々でした。このミニガーデンは室内から見えるようにとの奥様のご希望で設計したのですが、大きなFIXガラスがピクチャーウィンドウとなり、「私の一番のお気に入りの場所」と玄関ホールを通してまっすぐに進んだリビングの位置を示されました。「外から見えるじゃないか」「いいじゃないの」と、夫婦間での意見の相違もあり、何度もロールブラインドを上げたり、下げたりしているとの微笑ましい話も聞けました。又フラワーショップ「tubomi」では、本物か造花か触ってもわからない程、精巧に作られた野草や花があり、驚きました。つくしが造花だと気付いたのは、時期はずれという事だけで、3月に見せられたら本物にしか見えません。店内には、本物の苗物も置いてあるのですが、お客さんが「これは本物ですか?」と聞かれるそうです。佐賀におられる奥様のお母様は、永くやっておられ、ここにも時々来られるそうです。開かれた教室に数人の生徒さんもできて、これから益々楽しみです。住宅の南前庭では、やまぼうしの黄緑の葉が風に揺れ、かわいい白い花を咲かせたイワダレ草が、所々に植えられていました。間もなくグランドカバーとして緑の絨毯になることでしょう。やまぼうしは、丁度花の時期ですが、花が少なく、来年に期待。又ジューンベリーの実が沢山生っていて、ほのかに甘い初めての味覚体験をしました。家の中も男の子3人がおられるのに、大変きれいに使われていました。「まだ庭まで楽しんで使いこなす余裕がなく、これから少しづつ‥」と、奥様は言われましたが、私は上手に使いこなしていらっしゃると思いました。  -巴ー
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by architect-tw | 2009-05-29 18:16
 東京で、雑誌掲載の当事務所の住宅をごらんになった奥様が、周東町(山口県)に新築される時、電話にて依頼くださったのが、「高森の家」でした。当時は私達も若く、ご夫婦揃ってお医者さんで、東京から帰って来られたオーナー御夫妻も若く、お互いに子育てに忙しい頃でした。あれから20年以上の月日が経ち、建物の大規模なメンテナンスを行う事になりました。前面道路は、自動車の往来が多く、コンクリートの汚れが大変目立つようになりました。内部も当時思ってもみないような汚れが表れ、施工担当者と共に修復必要箇所を点検しました。当時設計を生業とし、張り切っていただけに、その思い入れの深さを、感じ取れる良い建物だと思いました。事前に、パソコンにて図面と文章作成をしていましたので、スムーズに話が進み、見積→着工との手筈が整いました。このところ五三会記念パーティ等、仕事以外の事で忙しく、この日も大学での全体総会、懇親会の予定があり、後は施工者に任せて二人で、現地をあとにしました。丁度田植えの季節で、のどかな景色は、変わっていなかったけれど、あちこちに住宅やアパート、スーパー等が建てられていました。
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by architect-tw | 2009-05-25 14:53