幾千年の時を経て目覚める「原始の森」を観た!
2012年 05月 07日
ゴールデンウィークにはどこに行っても人が多く疲れるのがいやで、子供が小さい頃のように、積極的に出かけることも少なくなりました。しかし今年は休みが長いので、一日くらいどこかに行こうという事で、妹が連れて行ってくれたのが、島根県三瓶山麓にある三瓶小豆原埋没林でした。広島を出発した時は、良いお天気だったのに、雨に向かって走ったようで、島根に入った頃には、残念ながら雨に降られてしまいました。晴れていたら、すばらしい高原の景色が見られたらしいのですが、高地のガスがひどくてスピードも出せず、おまけに標識を見落として引き返すという妹には珍しいアクシデントの後の到着。そこは、1983年頃 水田の整備工事の際、地中に直立する巨木が出現し、それが後で4,000年近く前に、三瓶火山の最後の噴火で埋もれた「原始の森」であったことがわかった。火砕流で倒された巨木や直立した巨木が、発掘されたままの姿で地下に展示されていた。圧倒的な迫力で,地下深く埋もれた「原始の森」を観たのです。すごい!! 渡辺 巴



by architect-tw
| 2012-05-07 18:03