住まいづくりの提言 7 「設計事務所の選択」
2010年 10月 27日

設計事務所の選択について不安を耳にする事があります。それは依頼をしたら「設計者の好きに設計され、建て主の要望など聞き入れてくれそうにない。そして予算もはるかにオーバー気味になるのが一般的だ」など‥。設計を業とする設計者は、良くも悪くも個性的です。住宅を設計する設計者は、組織事務所より圧倒的にアトリエ派の事務所が多くなります。その中で実力を競うためには、多くの勉強や体験学習が必要です。設計競技で対決する事もあります。功をあせって足をふみはずす設計者もいます。メディアにアピールするため、建て主の要望を聞き入れず、モニュメンタルな住宅造りをする設計者もいることでしょう。しかし著名な建築家であろうがなかろうが、やはり設計図や模型が出来上がる時点で、自分の要望にそぐわないものは、はっきりと「NO」を申し出るべきです。その事については、契約書の中に入っていますので、建て主は毅然とした態度で望む事だと思います。一生に一度の買い物で、気に入らない住宅に住まわされる事は、家族にとって取り返しのつかない事になるからです。私達の事務所は、数十年の経歴がありますが、一度もトラブルがなく、今だに良いお付き合いをさせていただいています。住宅造りの大切さを充分知っているからでしょう。
by architect-tw
| 2010-10-27 10:36