住まいづくりの提言 3
2010年 10月 13日

一生に一度かもしれない大きな買い物です。家族が将来に向け成長し、夢が
持てるような家造りが理想的です。
限られた工事予算内で実現するためには担当する設計者の設計能力が、
大きくクローズアップされますので、選択が必要です。

理想的な住宅を入手するためには、建て主の基本的考え方に依る所が大きい
と思います。マンションとは違い敷地があります。
生活の利便性(例えば職場への交通機関)や、単純に工事予算によって決定
するのではなく、家族が単位となります。
自然との対話が出来る住まいであるべきでしょう。そのためにも
設計者の選択は重要で、急がず設計に時間を充分かける事が理想的です。

住宅は建て主の要望(予算を含めて)が適格に生かされた設計と、それを
生かした施工がされてこそ注文住宅です。ここでも設計者の設計能力が重要です。

ハウスメーカーの住宅は、規格化された住宅です。当然 構造、仕上げ、設備
(機器共)共、規格化の中で選択しなければなりません。
全て決まった条件の中で、建て主が選択する事が出来るため、わかり易く、
設計期間、工期も短期間で完成へつながります。但し全てが
規格化されていますので、設計には限界があり、注文住宅には成り得ません。

設計という言葉は、多くで使われています。建物を建てるには資格が必要
です。そのために建築士(1,2級)の資格者が、会社や個人設計事務所で、
建築物を建てるため、関係法律や構造計算で建物の強度をチェックし、
設計図を作成します。当然 建て主の要望や総工事費等の検討が前提ですが
それらを統合した作業が設計です。 -次回へー
by architect-tw
| 2010-10-13 14:10